毎朝3km程度歩いているのですが、今日は夜にも同じくらいの距離を歩きました。
朝は「この時間を生かして」ということで、iPhoneのラジオアプリで中国語圏のラジオを聞きつつ、シャドウイング(音声に続いて同じ事をしゃべる、通訳の基礎トレーニングの一つ)をしています。最近はつぶやく声が大きくなってきて、面の皮が厚くなってきたことを感じます。嬉しいことです。
今夜は何もせず、ただ歩きながら物を考えることにしました。
歩くだけ、というがなんとなくもったいないのでは、と思ってしまうのはもはや一種の病気でしょうか。スキマ時間でとにかくインプットを、という欲にかられます。
昔は中断するのが惜しくて、歩きながら本を読んでいたこともありましたが、さすがに危ないのでやめました。
「考えることにする」、といっても人間は考えないことなどできないので、嫌でもいろいろと考えてしまいます。
とりとめのないことばかりが風景とともに流れていきますが、思考の川面に一本だけ竿を立てておくと、アイデアの塊がときどきひっかかることがあります。
それはほとんどの場合、ゴミやただの水草なのですが、時に素敵なヒントに化けることもあるのです。
家に帰って、覚えていて、なおかつ気が向けばどこかに書き留めておく。忘れてしまっていれば、それまで。
そのくらいの気持でいるのがちょうど良いと思っています。
[3回]
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