実は針治療には孫子の兵法・三十六計も役に立つそうです。
「囲魏救趙」
魏に攻め込まれた趙を救うために、同盟国の斉は趙に向かうのではなく、魏に攻め入った。驚いた魏軍が慌てて戻ってきたところを撃破したという故事。
ここが痛いからといって、そこをダイレクトに刺激すると、ますます悪化させる可能性があります。
あえて遠い所にあるツボを選んで治療してゆくという方法。
孫子の兵法などを読みながら治療をされるのはご免ですが、ヒントはいろいろなところに転がっているみたいです。
人体を舞台に繰り広げられる病気との戦いは、やっぱり戦争なのかも知れない。
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昨日の脾臓の話だが、どうやら胃の近くにあるのでとりあえず脾臓と名付けられたというのが答えらしいです。
中医学の「脾」の機能は、むしろ消化液を分泌する膵臓に近い。
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翻訳原稿が完成した。 [0回]
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