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牛歩庵―鍼灸師・中国語医療通訳/翻訳者のblog

「鍼灸はなんで効くの!?」「ツボって何?」

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お子さんにローラー鍼

知人の女性に1歳少しのお子さんがおられます。

関係ないけど名前は私と一文字違い。

話を聞いていると春からずっと体調が悪く、肺炎になったり鼻水が出たり、

とても体調が悪いようで、とても心配。

そこで、以前からたびたび見せびらかしていた私のローラー鍼をお貸ししてみました。

寝る前にのどや胸、背中をコロコロ、ついでにご自身にもかけてみることをアドバイス。

親子で楽しく健康管理ができますように。結果が楽しみだ。

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「書き写し」って大変?

 昨日、文章を書き写す、ということを少しお話ししました。

膨大な量の本を買って、大量に速読して、それでも全く覚えていない、実践できない、

そんな方はたくさんおられるのではないでしょうか。私もそんな一人です。

書いてある内容を理解していない、共感できていない、頭に残っていない。

 
一冊の本には、著者が人生で培ってきた見識、主張、志が込められています。
自分が大変な思いをして突き止めた方法、知識、ノウハウを、多くの人と共有しようという思いで、膨大な量の原稿を打ち込み、清書し、ゲラ刷りを読み、校正しています。
この段階ですでにイヤなるほど原稿を読み込んでいます。私自身の経験でいうと、原稿は全て音読して確認しています。
入稿直前には徹夜作業も続くことでしょう。

著者とは全くの別の人生を歩み、あるいは別の時代を生き、全く自分の脳内になかった世界に触れる我々読者が、そう簡単に著者が人生をかけて投げ込んでくる思いを受け止め、理解し、実行できるとは思えません。

本に書かれている知識を本当に身につけたい、理解したい、実践したい、と思うとき、
一冊丸ごと書き写すくらいの労力は安いものなのではないかと思います。
南方熊楠はそんな勉強を生涯実践していましたね。


なお、私がそれを実践しているのかという質問は、どうかご勘弁を。

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手仕事の日本

 『手仕事の日本』柳宗悦(岩波文庫)という本を読んでいます。

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戦後まもなく(1948年)に出版された本で、北から南まで、全国各地の民芸品をただひたすらに紹介しています。
まだ読み終えていませんが、煙管、寄せ木細工、ひしゃく、火箸、箪笥、鯉のぼりや将棋の駒など、豊富な挿絵の掲載された、楽しい本です。
昔は家にもこんな道具がたくさんあったことを思い出します。

とても優しさのある文章は、読んでいるだけで、職人が丁寧にひとつひとつ作った工芸品の肌触り、においまでもがイメージできるような気がします。

最初に出版されたのが、1948年ですから、すでに失われてしまったものもあるのでしょう。

近頃の私のテーマも、「手を使う、体を使う」、ということです。
鍼灸はもちろん手仕事なので、手の感覚は常に磨き続けなければなりません。

他にも気に入った文章を書き写したり、読書のときもあえて音読をします。
一滴一滴、一文字一文字を体に染みこませるように。

「指先だけで何でも検索できてしまう現代、私たちはもっと自分の身体を云々……」

という流れになってしまいそうですが、白いノートが字で埋まっていくのが単純にうれしいし、声を出すのが楽しいのです。

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再起動

少し立ち止まっていました。

いつも身の回りにいる尊敬する方々に、引っ張ってもらっています。

自分の人生で、一番幸運だと思うことは、

必要な時に、必要な人に、出会えたことです。

本当に不思議なことに、節目節目に誰かが現れて、私を導いて下さいました。

私も誰かのための、そんな存在になれたらいいな。

あるいは、気づかないうちにそうなっているのかもしれません。

それが人生の役目でしょうか。


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聴く中国語2011年5月号発売

『聴く中国語』2011年5月号が発売されました。

今回の巻頭特集は、「中国美術品オークション市場」です。

表紙に掲載されている「吉慶有余」転心瓶は、イギリスのオークションで4500万ポンド(約60億円)という値がつきました。

転心瓶というのは、壺が透かし彫りの二重構造になっていて、内部が回転するようになっているものをいいます。

ひたすらに「聴く」ことにこだわった硬派な雑誌です。
日常の会話は当然ですが、小説の朗読がスラスラと聴いてわかるようになるのは、快感ですよ。

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プロフィール

HN:
岡本悠馬
性別:
男性
職業:
鍼灸師・中国語翻訳者/医療通訳・講師
自己紹介:
神戸市須磨区妙法寺・南天はり灸治療院の院長・中国語翻訳者です。
2007年~2009年まで在外公館派遣員として中国上海に勤務。現在は翻訳者として活動しています。鍼灸では神経生理学に基づく治療を行います。反応点治療研究会所属。神戸市外国語大学非常勤講師。

手がけたもの:政治、軍事、経済、医薬、ソフトウェア取扱説明書、料理、紀行文、芸術展パンフレット、観光案内、中国語学習教材、古文(唐詩・宋詞など)、現代小説等。

メールアドレス:
okamotoyum★gmail.com(★を@に変えて送信)

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