幕末の蘭学者や長崎通詞に興味があっていろいろ本を読んでいます。
極めて情報の限られた時代に、質、量ともにものすごい翻訳を行って日本の新時代を作りました。
本から目を上げて、幕末から現代に戻ってくると、この時代の自由さ、情報の多さに目がくらみます。
彼らはとてつもない不自由、闇の中でひと筋の光だけを頼りに進むしかなかったのですね。
四方八方から光を浴びせられて、自由まみれの私には、むしろ自分にタガをはめることこそが必要かと感じます。
人間も、表皮にピッチリと包まれなければ、ただのどろどろした肉と水分のカタマリにすぎませんからね。
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