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牛歩庵―鍼灸師・中国語医療通訳/翻訳者のblog

「鍼灸はなんで効くの!?」「ツボって何?」

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外国語が勉強したくなる本

黒田龍之助先生の(面識はないけれど、あえて先生と呼びたい)『語学はやり直せる!』を読みました。

学生時代に『
外国語の水曜日』を読んで以来、この方の本は大体チェックしております。

数々の外国語にまつわるアヤシイ常識を、軽やかにひっくり返していきます。

初心者に限らず、ある程度できるようになった人も、「外国語はこういうものだ」という固定観念にはまってしまうことがあります。

そんなときに黒田先生の本を読みます。
どうやったら、学習を長く、楽しく続けられるか、たくさんのヒントが詰まっています。
何よりも黒田先生が誰よりも言葉の勉強を楽しんでいるので、読者はなんだか自分もできる、という気分になれるのでしょう。

読んでいるうちに、私にも何か新しい言語を学びたいという欲求が生まれました。
やりたい言語はあるのだけれど、今はちょっと封印しておこう。

学んだ言語の数だけ、人間らしくなっていく」という諺があるという。(p72)


外国語を学んでいても、なかなか身につかないし、世間で言うほどイイコトはないかもしれない。
それでも初めて「通じた!わかった!」という感動を味わえた人は、ずっと続けていけると思います。

理想論かもしれませんが、これから世界の中心は○○(ここには中国だとかインドだとか、中東などの言葉が入る)だから、○○語だ!とか、■■社が○○語を社員に義務づけ!などはあまり好きではありません。必要なことだとは思いますが。

私自身は英語があまりにももてはやされる「チヤホヤ言語」になっていることに反発を覚えて中国語を選んだら、10年ほどの間にいつのまにか中国語がチヤホヤ言語になっていて、「先見の明があったね」などと言われて戸惑うことがあります。

どんなに世間で注目されていなくても、自分の好きな外国語があって、ちょっとでもその言葉を話す人たちのことを知って、まだ行ったことのないその国に思いをはせる。
それは人間を理解する方法として、とても素敵だと思います。


黒田先生の本では、先に挙げた『外国語の水曜日』の他、『
その他の外国語』もおすすめです。
なんだか人を食ったタイトルですが、いわゆる「マイナー言語」への愛がほとばしる本です。装丁もかわいらしい。(私はこういうマークとか、家紋とかがいっぱいならんだ図柄が妙に好きだ)


逆に外国語学習をきびしい修行だと感じさせてくれる本に、『
英語達人塾』・『英語達人列伝』(斎藤兆史・著)があります。
この本は反対の方向から語学のおもしろさ、奥の深さを感じさせてくれるアツイ本です。
プロを目指す方なら、読んでおいて損はありません。「達人とはここまでやるものなのか」と、先人の努力と情熱に胸を打たれ、自分の甘さを痛切に感じることができるでしょう。

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プロフィール

HN:
岡本悠馬
性別:
男性
職業:
鍼灸師・中国語翻訳者/医療通訳・講師
自己紹介:
神戸市須磨区妙法寺・南天はり灸治療院の院長・中国語翻訳者です。
2007年~2009年まで在外公館派遣員として中国上海に勤務。現在は翻訳者として活動しています。鍼灸では神経生理学に基づく治療を行います。反応点治療研究会所属。神戸市外国語大学非常勤講師。

手がけたもの:政治、軍事、経済、医薬、ソフトウェア取扱説明書、料理、紀行文、芸術展パンフレット、観光案内、中国語学習教材、古文(唐詩・宋詞など)、現代小説等。

メールアドレス:
okamotoyum★gmail.com(★を@に変えて送信)

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